転勤族の妻必見!単身赴任家庭の不安を乗り越えるためのヒント~子持ちワーママ編~

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子どもがいる転勤族の場合、どこかの時点で単身赴任を選ぶ家庭が多いと思います。まだ小さい子がいる場合、大人が一人になることに不安を感じる人もいるでしょう。仕事を持っていれば仕事をしながら家事・育児を一人で担うことになるのでなおさらです。

この記事では、夫の海外赴任で図らずも留守家庭を守ることになった、働く転勤妻が

  • 実際に経験した苦労
  • 詰んだかも?と思ったエピソード
  • 夫がいない中での仕事と子育てを両立するための工夫

について紹介しています。同じように不安を抱えている方の参考になれば幸いです。
単身赴任をしている側の苦労については言及しておりませんので悪しからず。

わが家について

夫:赴任先の国でも短スパンで転勤がある。帰国は年に1、2回。
妻:フルタイムの会社員。在宅勤務、月に3、4回出社。
子:単身赴任の開始時、小2と年中(今は小5と小2)。
住んでいるところは縁もゆかりも無い土地(義実家は2時間、実家は新幹線の距離)。

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ココが大変、配偶者の単身赴任!

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単身赴任の苦労、第1位:自分の病気

単身赴任中の最大の試練は、自分が病気になった時でした。高熱で動けなくなると、家事・育児に支障が出るのはもちろん、医療機関にかかることも難しい。小学生なので学校に行っている間に受診できましたが、赤ちゃんや幼児を抱えていたら受診を諦めていたと思います。

食事作りができないので朦朧としながら寝床からピザをオーダーしました。あとは小学生でも用意できる、カップラーメンやレンジ調理品でしのぎました。すなわち、備蓄は大事!

このような不測の事態を考えるに、子が幼い頃からの単身赴任は厳しいと感じました。

にもく
にもく

小学生なので助かった…

単身赴任の苦労、第2位:実父の死去

実家の父を病気で亡くしました。亡くなる瀬戸際というのはどうなるか分からないため、実家と自宅を行ったり来たりする必要があります。遠方で、一人で子育てしているとこれが簡単にできません。

余命宣告を受けた時、まだ父が会話できるうちにと、子どもたちを連れて帰省しました。師走で新幹線の予約が難しいシーズン。母子3人、見事にバラバラの席になりました。当時小1の隣に座ったお姉さんがとても良い人で、気にかけて相手をしてくださり、助かりました。

父がいよいよ危篤になった時は自宅に義母を呼び寄せ、子どもたちを託して私だけ帰省しました。年末だったので新幹線が取れなかったのです。

夫がいればもっと気軽に帰省できるのに叶わない、それが歯がゆかったです。

単身赴任の苦労、第3位:子の病気(コロナウィルス)

緊急事態宣言が出ている中で夫は単身赴任になりました。そんな中、子どもたちはそれぞれ別々のタイミングで新型コロナウィルスに感染しました。当時は陽性になると家族も外出禁止。母子だけで引きこもりです。まだ下の子が幼児だったので大変でした。何しろ夫の海外赴任により、地方から首都圏に引越したので、地域に馴染んでいない時期なのです。

にもく
にもく

知り合いゼロ!

私が関東の会社に勤めているため、隣街に住む同僚が「最悪の場合は物資届けるよ」と言ってくれました。実際は来ていただかなかったものの、働いていて良かったと思いました。

単身赴任の苦労、第4位:子の家出

親の言うことを聞いてくれなくなる小学校高学年。親である私も一人の人間なので限界が来ます。子どもが家を出て行ってしまったことがありました。詳しくはこちらの記事に書いております。

何とか子どもを見つけ、連れ戻すことができましたが当時はかなり疲弊しました。その時は海外の夫に連絡して、夫から諭してもらうことで子どもも落ち着きました。

一人で子育てをすることは、幼い子はもちろん、大きくなっても大変なのだということを学びました。

単身赴任の苦労、第5位:自分の時間がない

フルタイムで仕事をしつつ、家事・育児を一人で担っていると単純に自分の時間が取れません。仕事して、学習の世話をして、食事を作って、洗濯、掃除などしているとあっという間に時間が過ぎていきます。休みの日も子の世話と買出しなどで自分の時間はないのです。こちらの解決策は有給休暇です。月に1~2回、自分のためだけの休みを取ってガス抜きをしています。

わが子の園は親が休みでも短時間(9時~17時)なら利用ができましたが、中には「親がお休みの日は利用できない」としている園もあるので、正直に園に相談するのが良いと思います。

夫不在の中で、子育てと仕事を両立するためのコツ

にっこり

夫が単身赴任になると、家事・育児・仕事の全てを一人でこなさなければなりません。最初は大変ですが、工夫次第でギリギリ乗り越えられます。あくまでもギリギリ。余裕じゃないヨ。

単身赴任家庭:家事の時短わざ

  • やらない家事を決める:家事のレベルを落とします。全部やろうとしなくていいのです。私の場合、出社する日は掃除機がけをしませんし、風呂掃除は週に1回です。あと何があっても裁縫はしません(帰国時に夫に頼むか、子どもに任せる)。
  • 子どもを巻き込む:上履きを洗う、自分の布団を敷く、自分の洗濯を畳むなどは、子どもそれぞれに任せています。ゴミを外のゴミステーションに持って行く、郵便ポストから郵便物を回収する、汚れた洗面台を洗う、お茶を作る、なども母親の私が大変な時は頼むことがあります。また、裁縫については私ができないため、上の子にお願いしています。下の子の繕い物はお小遣いを渡し、アルバイトと言う形にしています。
  • 宅配サービスの利用:ネットスーパー2件、生協1件契約しています。ネットスーパーはそれほど利用しませんが、もしもの時にすぐ使えるように登録だけしてあります。過去に何回かお試し利用もしました。私の周囲はヨシケイを頼んでいる人も多いです。
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  • 家事代行サービスの利用:わが家はエアコンクリーニングしか利用していませんが、家事代行サービスを利用してリフレッシュするのもおすすめです。お金で解決できることは解決しちゃう。
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単身赴任家庭:子育ての工夫

  • 保育園や学童保育の活用:小5でも学童保育を利用しています。大きくなると行きたがらなくなりますが、子どもと交渉して週2だけ利用しています。
  • ファミリーサポートやシッターの活用:使うか否かは置いといて、どちらも登録だけは済ませてあります。シッターさんは近所に住んでいる人を探し、事前打ち合わせまで終わらせてあります。ファミサポは過去に利用しました。
  • ママ友との協力:送迎や子どもの預かりなど、ママ友と協力し合うことで、お互いの負担を軽減できます。お子さんが小さい人は支援センターやプレ幼稚園などで連絡が取れる人を見つけると良いです。偉そうに書いていますが、私自身は困った時にヘルプが出せるレベルのママ友はいません(悲しみ)。

単身赴任家庭:仕事の工夫

  • 時短勤務やフレックスタイム制度の活用:制度があるなら大いに活用しましょう。私は会社と交渉して、オフィスに顔を出す日は30分遅くなってもOKにしてもらいました。
  • 在宅勤務:可能なら在宅勤務を利用して、家事や育児との両立を図りましょう。私の会社は出社が基本ですが、交渉して在宅勤務を許可してもらいました。
  • 定期的に休む:特に予定がなくても有給休暇を取得してガス抜きをしています。そうしないと自分がつぶれてしまうから。何もしない日があってもいいのです。
  • 働かないそもそもですね、働かなくても許される存在です。留守家庭を預かる妻は。無理して働く必要はないと個人的には思います。単身赴任中は夫が頑張れ!
  • 仕事をする:上とは矛盾する意見ですが、知り合いを作るのに手っ取り早い方法がその地域で働くことです。ママ友付き合いは気後れするけれど、同僚付き合いは気楽にできる人には、お仕事をおすすめします。

フレックスタイムや在宅勤務を、採用時に交渉するのは気が引けるかも知れませんが、今は人手不足の時代です。ダメ元で相談するといけるかも?
私のわがまま転職活動記はこちら。
転妻の転職活動レポート。内定が出るまでにやったこと。40代の戦略。

おわりに

転勤族の妻は、日頃から地域のサポート体制をチェックしておくことが大切だと実感しました。ファミリーサポートや病児保育など、いざという時に頼れる存在を知っておくと安心です。

最後に、転勤族の妻として一番大切なのは、無理をしないことです。一人で抱え込まず、まず夫を頼ります。距離があろうが国境があろうが関係ない。夫に困っていることを共有し、場合によってはビデオ通話をつなげて子どもの世話を頼み、自分はゆっくりお風呂に入る。子どもと意図的に離れる時間を作るのはとても大事です。母親は休憩時間になりますし、子どもが父親との時間を持つ機会にもなります。

頼れる人は実家や義実家、外部のサービスを活用して、自分自身を大事にしましょう。

以上、単身赴任家庭の不安を乗り越えるためのヒント~子持ちワーママ編~でした。

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