【会社員の副業図鑑①】結婚式場のスタッフ

副業 金の話
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会社員の私が、実際に体験した副業を紹介するシリーズ。第1弾は「結婚式場スタッフ」の仕事です。

社会人になり、本業以外に初めてやったのがこの仕事です。友人が先に働いていて「フルタイムで働いていてもバイトって出来るものなんだ?」と思ったのが応募のきっかけでした。

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結婚式場のスタッフ

主に披露宴のサービスを行う仕事です。私は派遣会社に登録していましたが、式場直雇いの方もいました。就職情報サイト等で探すなら「配膳」「ブライダルスタッフ」というキーワードで出てきます。

仕事内容

披露宴の準備と配膳、片付けがメインです。受付やクロークは式場のスタッフが担当しますが、新郎新婦入場時の扉を開ける係や、ゲスト待合室でのウェルカムドリンク提供などはバイトがやっていました。

働く式場は固定でした。他の式場を望めばそちらへも行けますが、同じ場所を希望すれば通りました。メンバーもそんなに入れ替わりがなく、派遣として客先で働いている感覚はありませんでした。

職場の構成

披露宴は土日祝日に開催されるものがほとんどなので、アルバイトも土日が自由な人が多いです。私が働いてた式場では、学生と25歳以下のフリーターが8割を占めていました。式場の正社員も20代~30代の方が多く、比較的若い層で運営されていました。少数ですが主婦の人もいました。普段会社員をしている男性もいました。
学生ばかりでは細かいことに気が付かないので、主婦の方はバイトリーダー的な存在でした。

副業ポイント

結婚式は土日や祝日に行われるので、平日会社員をしていても問題ありません。
とにかく体力が必要な仕事です。大安の日だと1日に2組、3組と披露宴があります。1組目の披露宴が終わり、2組目の準備をする時が大変です。1組目が押すと会場の入れ替えがあわただしくなります。式場にもピリピリムードが立ち込め、運動部よろしく、怒号が飛ぶこともしばしばでした。

仕事のメリット・デメリット

全員で最高のおもてなしを目指す仕事なので、社員もバイトもみんなが真剣です。お客様に直接感謝される機会があり、やりがいを感じました。婚礼の細かい礼儀作法や、テーブルのセッティング方法、ワインのコルク明けなど、さまざまなことが学べました。

働く人たちの結束力も強いので、社員・バイト関係なく仲良くなり、私は社会人でしたが学生や主婦の知り合いが増えて楽しかったです。式場の料理を監修していた、料理の鉄人に会えたことも思い出深いです。

新郎新婦はどんな背景があり、親族にはこんな方がいるので、注意する点はこれこれです、と事前にミーティングがあります。披露宴は個人情報の宝庫なのです。だから新郎新婦の職場情報、親戚・友人などの人間関係、お相手との馴れ初めも全て知り得てしまいます。
地元で働いていたので、中学の同級生の披露宴に遭遇し、少々気まずい思いをしました。地元で働いたことは失敗だったな、と思いまいた。

デメリットと言うか、負の部分は、大量の残飯処理を目にしたことでしょうか。鉄人監修のお料理も、ケーキも大量に残ります。忙しい親族や、ご年配の方、おしゃれした女性は残しがちです。特にスィーツビュッフェは大量に残ります。手つかずの状態で残っていても、捨てる以外の選択肢がありません。衛生面の問題があり、お持ち帰りも遠慮して貰っていました。最初は勿体ないなぁと思うものの、徐々に慣れてくると躊躇なく捨てられるようになる自分が怖い。

待遇と感想

田舎町でしたが、時給970円、交通費支給、昼食支給(弁当)でした。感覚的にはその地域の他のバイトに比べると150円~200円くらい高いです。
1日の労働時間が長くなるので、普通残業手当や深夜残業手当が付きます。月に2日間しか働いてなくても、2万は越えていました。効率的に稼ぎたい方にはおすすめです。

平日、残業含めて平均10時間働き、土日はアルバイトしていたので、週7日労働の状態になりました。若かったから出来たことだなぁと思います。

難易度 3.5
待 遇 4.0
体 力 5.0

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