保育施設で利用されている知育玩具、アイクリップのレビューです。0歳から7歳までず~っと使っている、息が長い、おススメの知育玩具となります。年齢別に遊び方を書いてみました。
アイクリップ、レビュー。
アイクリップとは?
大手文具メーカーのコクヨが作った、知育玩具です。
公式サイトだと、ケース入りのものは紹介されていませんが、楽天市場などではケース(コンテナ)に入ったものが販売されています。見た目なんて地味でいいから、絶対コンテナ推しです!
このケースが収納にとっても便利です。
アイクリップの特徴と遊び方。
長男の出産祝いに、保育士をしている親戚から頂きました。親戚からのお手紙はこのようなことが書かれていました。
多くの保育施設で使われている玩具。
子供たちの通った2つの園、どちらにもアイクリップがありました。また複数の子育て支援センターでも見かけました。
1歳児から年長まで使える。
1歳って無理じゃない?って最初は思ったのですが、意外と使えます。我が家では、1歳前から出しました。
これは支援センターのアイディアを真似させてもらいました。段ボールを切ってガムテープでとめています(遊びすぎてかなりボロボロです)。既に我が家の子は遊ばなくなりましたが、1歳くらいの時は、親が挟んだものを取る遊びからスタートし、次に自分で挟んだり取ったりに移行しました。
また、長男の出産祝いで、同僚が小学校2年生の子を連れて遊びに来たことがありますが、2時間くらいアイクリップで遊んでいました。
2歳くらいまで目玉を隠しておく。
保育士さんの指摘は的確です。赤ちゃんは何でも食べてしまうので、指示通りに目玉は隠しました。(↓かじっているのはタイヤです。目玉だとごっくんしてしまうので注意。タイヤも心配なら隠した方が無難です)
上の子がもう大丈夫になっても、下の子が飲み込みそうな時期は隠さないとダメです。親が見守って遊んでいる間のみ、上の子用に4個くらい渡します。遊び終わったら数を確認して目玉だけ別途保管します。この時大事なことは、上の子が勝手に取り出せないようにすることです。4歳にもなれば自分で取り出せてしまうので、気が付いたら赤ちゃんが誤飲なんてことになりかねません。
今ではケースの中に缶を入れて収納しています。
(遊び方カードは親が預かっています)
【ダメ、絶対!】
・2歳までは目玉を隠す!誤飲の危険あり!
・下の子が赤ちゃんの間は、上の子が取り出せないように工夫する。
アイクリップ、遊び方の変遷。
ブームに波はあるものの、ハマり出すといくらでも遊びます。
ブームに波とは、別のおもちゃにドはまりしている時は見向きもされないと言う意味です。これは知育玩具全般に言えます。でも長く使える玩具です。
1~2歳の作品。
2歳くらいまでは、親がとにかく出してきて一緒に遊ぼうと誘います。スタイに挟んだのを取ったり、親の服に挟んでいるのを取らせたり、というゲームや、見立て遊びをよくしていました。
下の写真はお父さんと爪切りの見立て遊びをしています。
こういう遊びしている時間が最高に幸せ。
2~3歳の作品。
この時期はひたすら親が作品を量産します。親が遊ばないおもちゃは子供も遊びません(日本助産師会の子育て講座参照)。面倒だなぁと思うかも知れませんが、男性はハマると思うので、作品作りはパパに任せればいいのです。
下記2作品は夫の手によるものです。作った時どや顔していました。
俺って天才!
しかし、子は羨望のまなざしを父に向けます。
お父さんすごーい!!
3歳~4歳の作品。
3歳頃は挟んだり、はめたりが出来るようになります。まだしっかりした土台は作れないので、途中までは親の手伝いが必要です。我が家の次男は、兄が作ったものをひたすら改修して遊んでいます。
兄が作った物にいろいろパーツを加えて、車にしていました。人形は童具館のものです。
こちらも土台を長男が作り、次男がゴテゴテと装飾したもの。
4歳の作品。
4歳頃から自分で作り始めます。
年少児になった次男の作品。途中、難しいところは長男に頼みつつ完成させました。4歳を過ぎると、発想が豊かになりますね。
2021.05追記。
5歳になる直前の作品。次男の成長がすさまじいです。
上の子の影響を受けて、いきなりいろいろ作れるようになりました。
5歳の作品。
5歳になるといろんな工夫をして、親と同じ程度に作れるようになります。
親の手は一切かかっていません。手伝い無しで作りあげます。
小学生の作品。
小学生になると、色味の調整が巧みになります。しっぽの先は黄色で、途中は黄緑で、手は青でといった具合。さすが、0歳から遊んでいるだけあります。
小1の作品。
さらにバランスよく作り上げることができます。下の作品はお腹部分が開閉できるようになっていて、そこに人が乗ります。兄弟で遊びながら作っていました。
アイクリップ、本当に息が長いおもちゃです。親は何年も触ってませんが、定期的に出して遊んでいます。まだまだ現役で活躍中です。
2021.05追記。
小2の作品。
変化できる作品が作れるようになりました。手を折り曲げたり、体を丸くしたり、立ったり、遊びに幅が出ます。これは弟への影響が甚大で、年中の次男もすごく上手に作れるようになりました。
オーダー品も作れるようになる。
お母さんにも何か作って!かわいいのがいい。
持って来たのが王冠、じゃない、ティアラです。宝物入れにしてもいいよ、とのことでした。
アイクリップのここが良い!
取る、挟む、はめるの動作で指先が強くなる。
洗濯ばさみと大きく違うところとして、クリップには凹凸があり、向きを間違えなければクリップとクリップが気持よく連結できます。カチカチカチという音が本当に心地よいです。
息が長い。
公式サイトには対象年齢3歳からとなっていますが、上述した通り1歳からでも遊べます(我が家は0歳から遊ばせています。目玉の扱いは要注意です)。
コア年齢は4歳、5歳かなと感じますが、小学生でも遊べます。なぜなら大人もハマるから。
男女差が無い。
アイクリップは男女の区別なく遊べます。我が家には男子しかいませんが、女の子が遊びに来た時は、おままごとに利用したり、クリップで食べ物を作ったりして遊んでいました。きょうだいで性別が違っても、 遊べるので経済的です。
親がハマる(特に父親) 。
遊び方の変遷にも書きましたが、我が家では夫がハマり、一時期ありとあらゆるものを作っては飾っておりました。写真を撮っておけばよかったと後悔です。
洗濯のお手伝いに繋がる。
おまけ的なメリットですが、アイクリップが出来ると洗濯物を干すことができます。
共働き家庭は室内干しのお宅も多いかと思いますが、我が家もそうです。部屋で干すとき、子供たちに手伝ってもらいます。
アイクリップ不遇の時代もある。
我が家ではしばらく使っていない期間がありました。
長男4歳の頃です。戦隊ものにハマり、アイクリップに限らず、ブロック系不遇の時代がありました。
しかし!5歳になるとまた復活しました。兄が遊んでいると弟も遊ぶので兄弟で競うように作って遊んでいます。
最後に繰り返しになりますが、アイクリップのケース(コンテナ)は素晴らしいです。透明なので子供たちが迷わず収納できます。
以上、コクヨ、アイクリップのレビューでした。
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