【絵本レビュー】やもじろうとはりきち

やもじろうとはりきち 絵本・育児本
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我が子が通う園には、入り口に図書館の本が置いてあって、1週間限定で借りることができる。頻繁に図書館通い出来ない共働きにはとてもいい仕組み。置いてある冊子に、絵本のタイトルと名前を書いておき、返却した時に「✓」を記入するだけでOKという緩さ。

絵本

年少が選んだ絵本がこちら(図書館のシール部分は隠しています)。

やもじろうとはりきち

『やもじろうとはりきち』

降矢 なな

感想

子どもに手渡された時は、あまり期待していなかった。やもじろうの絵がちょっと苦手だと思ってしまい(ぶつぶつ見ると痒くなる人)。

でも読んでみるとなかなか内容が深い

ヤモリのやもじろうとハリネズミのはりきちは、あかちゃんのときからだいのなかよし。
でも、いつからか、やもじろうははりきちとあそぶのがつまらなくなってしまった……。

「やもじろうとはりきち」

赤ちゃんの時から一緒に成長した幼馴染。成長するにしたがって「一緒にいてもつまらない」と邪険にするようになる。

これはなかなか芯をつくお話ではないか。

誰しも成長過程で一度や二度、経験するんじゃないか?私は両者の立場を経験をしたゾ。これは良書の予感。

はりきちを邪険にしたやもじろうだけど、ネコに襲われたところをはりきちに助けられ、友情を取り戻すという分かりやすい展開。

最後の最後にオチがあり、これがいい味をだしている。

はりきちにおんぶされたやもじろうが「あいたたた!」と飛び上がる。
子どもたちはこのシーンでゲラゲラ笑っておりました。

子どもって教育的な内容よりも、単純に面白い内容に惹かれる。だから最後に笑えるオチがあるのがいいんだなぁ。

子の受け度:3.7
親の好き度:3.5
読みやすさ:3.0

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