Twitterを利用して1年が経ちました。
いや~、Twitterっていろんな人がいますね。ただつぶやいている人から、ビジネスツールとして利用している人、婚活目的で利用している人まで。中には作品をひたすらUPしている漫画家さんもいる。
Twitterを初めたばかりの頃は、リアル世界との違いに困惑したり、多種多様なやり取りに惑わされたりしました。
「やけにお金を匂わすアカウントがあるなぁ」
「意識高すぎて疲れるぞ…」
「みんな褒めまくっているけど、誰も反対意見言わないのが奇妙だな」
このような初心者だからこそ感じたTwitter初心者あるあるを赤裸々につづります。
不快になる方もいるかも知れません。悪しからずご了承ください。
Twitter2年目に感じた不思議です。
Twitterのここが不思議。ブログ、プログラミング界隈の歪み。
Twitterを利用して驚いたこと。
Twitterは、田舎町に転勤したことがきっかけで始めました。
ご近所の情報や転勤族の情報を取得するツールとして利用したい
というのが目的です。
利用していくうちに、いろんな利用用途があることに気付きました。
お金を前面に出してもOKな文化がある。
あまりにも「金・金」アピールしているアカウントが多く、具体的な金額を表示して儲かっている自慢を行い、しかもそれをたたえ合う文化がある!
日本人の謙虚な文化はどこへ…?
月初は収益報告の嵐でうんざり
ある方をフォローしたら、月初のTL(タイムライン)が収益報告だらけになりました。
2万とか3万など、お小遣いと呼べる範囲内の金額ならば
いろんな稼ぎ方があるんだなぁ、頑張っているなぁ。
と素直に思いますし、応援もします。
10万~20万くらいまでいくと
へぇ。凄いなぁ。そんなに稼げるんだ。
と少しの驚きと羨ましさが出てきます。
20万以上になると、もう副業のレベルではないので、報告を控えたら良いのに…と思ってしまう。
だってこれ、会社員で例えるなら
給料が入りました!
基本給:20万
職務手当:5万
残業手当:5万
合計:30万です!
って言っているようなものですよね?
それに対してフォロワーさんが
わぁ~、にもくさん、すご~い!頑張りましたね!
と、次々と褒めてくれ、さらにリツイートで盛大に拡散される。え、何か変だぞ?
リアルな世界で、どれだけお金を稼いでいるかアピールする人がいたらちょっと引いてしまいます。それがフリーランスであっても会社員であっても。
アカウント名に収益を書いてアピール
たろう@せどりで月収5万円達成
このようにアカウント名に具体的な金額を設定している方がいる。稼いでいる額を書くことで、その分野に興味がある方を集めているんですよね。
私が転勤族の妻だから思う事なのですが、初対面でお金を前面に出されたら警戒してしまいます。
リアル世界だったら
株式会社 豚
にもく ブタ子@会社員で月給30万円
~ 連続5ヶ月6桁達成中 ~
というような名刺を不特定多数に渡している感じでしょうか。
ビジネスは利益を出すことが目的ですが、強調しすぎると下品に受け取られてしまいます。しかしTwitterの世界ではあからさまな方が受け入れられている印象があります。
謎の企画がいっぱい。
いろんな人が企画をしていて、その企画内容が不思議。
あなたのブログ読んで感想書きます!
あなたのプロフ添削します!
フォロワーさん紹介企画します!
このような企画がいっぱい。
フォロワー同士で紹介し合う文化がどうやらあるみたい。大抵の場合、応募条件に「このアカウントをフォロー&リツイート」ってなっています。
企画をすることでアカウントをアピールし、フォロワーを増やすことが目的なのです。
このことに気付いてから、ようやくTwitterでの違和感が払拭されました。
むしろ「お金が目的です」と明示しているので、親切かも知れない。
さて、企画する側の意図は分かりました。
では企画に応募する側は…?
ブログを読んで感想を書きます、プロフィール添削しますはメリットがあるでしょう。客観的な意見や感想を知ることが出来る。でも紹介企画と相互フォロー企画は応募する側にメリットあるのでしょうか?
自分のことを知らない人に紹介されても嬉しくないし、企画で相互フォローって意味あるのかしら…?TLに不要なものが増えて、追えなくなりはしないのかな?
そう思っていたら、こんなツイートを見つけました。
別に否定はしないけど、相互フォロー企画やリプ欄での紹介し合いでフォロワーを増やしても結局寄ってくるのは同じ思考の方々な訳で、正論を叩きつけるならば『君自身に興味持ってもらってフォローされている訳じゃないでしょ?』だし、自分の価値を上げる事を放棄した方々の行動だと僕は思っているよ。
— 元情報商材屋 (@shozaiya) April 25, 2020
「自分自身に興味持ってもらってフォローされている訳じゃない」
私が抱いた疑問そのままズバリです。
もし私がやるならこんな企画にします。
あなたの甘味情報を教えてください。
私が感想を述べます!
手作りでも購入品でも可!
称えます!褒めます!ブヒブヒ言います!
条件:無。とにかく甘味情報をくれ!
フォローして貰えなくても、おいしい情報が手に入るならそれでいい。
意識高い系のツイートで疲れる。
Twitter初心者の私は、金金言うツイートよりも意識高い系のツイートのせいでめちゃくちゃ疲れました。
意識高い系の例:
復帰したばかりのママ~!
これをやっていれば大丈夫。
・朝食は××と△△だけ
・病気で呼出し受けた時は××したらいいよ
・パパに〇〇してもらえば安心!
言っていることは全然間違いじゃないし、むしろフムフムとうなづけることが多い。でも、読んでいるとなぜか疲れてしまう…。
育児や保育のプロでも何でもない人が先輩風を吹かせて言うのがどうしても受け入れられない。私よりも育児経験、子どもの数が少ない人が言っているとさらにその感情が増します。
そもそも育児系は環境や子どもの特性による部分が大きいから一概に言えないことが多すぎて、ストンと落ちて来ないのです。
しかし意識高い系のツイートは、みんなこぞって褒めまくりで「うちの子は違うけど」と思ってもわざわざ水を差す人はいません。そこでより一層モヤモヤする。
Twitterは同調圧力が作用しやすい。
Twitterをしていると、同調圧力が作用していることに気付きます。
ある人の意見に対して、同意や賞賛する意見がたくさんあると「そういうものなのか」となり、反対意見や色味の違う意見が出しにくくなります。Twitterではリツイートやいいねされることで、その意見がますます拡散、独り歩きしてしまうという現象が起こる。
さらに、同じような趣味思考の方がフォローし合うので「みんながみんな同じことを考えている」と思いがちになります。
Twitterはちゃんと自分自身を持っていないと引きずらてしまうな、と感じました。
快適にTwitterライフを過ごすには?
いろんな目的でTwitter利用している方がいるのだから、自分が不用だと思う内容は自分で制御する(=見えなくする)必要がある。
これに気付いたのは半年くらい利用してからでしょうか。
見たくないものは自分で制御する。
- お金をアピールするアカウントにうんざり
- 意識高いツイートで疲れる
などと上の方で書いてしまいましたが、これは文句を言っている私の方が間違っているのであり、Twitterとはいろんな人がいろんな目的で利用するものなのです。そしてTwitter社はちゃんと見たくない情報は見えなくする機能を提供してくれています。
見たくない人をミュート
見たくない発言をするアカウントをミュートに出来ます。
この機能の良いところは、
フォローしている・していないに関係なくミュートにできること
です。通常はいいけど、今はこの人の発言は見たくないなという時に使えます。
例えば、
・受験が終わるまでマンガの情報を発信するアカウントをミュート
・妊活中だからマタニティ、子育て関係のアカウントをミュート
と言った具合です。
また見たくなったらミュート解除すればいいだけなので便利です。
見たくない言葉をミュート
Twitterでは、アカウントだけじゃなくて、見たくないワードも設定できます。すなわちNGワードが設定できる。
自分が嫌いな言葉をミュートしておけば、見たくないツイートが流れて来ません。
フォロワーのリツイートをオフ
フォロワーのリツイートのみ非表示にさせる設定です。
その人のツイート自体は興味あるけど、リツイートする内容には興味がない(見たくない)場合に有効です。
興味がない設定で学習させる
フォローしているアカウントが”いいね”したツイートに対して「興味がない」設定ができます。この作業をすることで、Twitter側がユーザーの好みを学習し、興味がないつぶやきが徐々に表示されなくなります。
「興味がない」とはっきりした言葉で設定できるのは気分爽快です。
終わりに。
興味本位で始めたTwitterですが、あまりにも文化が独特で最初は困惑してしまいました。
「あれ?副業はやっていて当然で、しかも副業で得たお金は公表するのがTwitterでは習わしなのか」なんて思ったりもしましたが、それはそう言う人が集まるコミュニティーに気付かぬうちに入ってしまっていたから。冷静に設定することで、自分にとって心地よいコミュニティーになりました。
Twitter2年目に感じた不思議です。
Twitterのここが不思議。ブログ、プログラミング界隈の歪み。
以上、世にも奇妙なTwitterの世界。初心者あるあるまとめでした。
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