こちらは夫が海外単身赴任になった場合の疑問点について書いています。
「家族が残る場合、保険証ってどうなるの?」
「海外赴任中の給料はどうなる?企業年金は?」
「国内の単身赴任とどう違う?」
など。
あくまでも我が家の場合です。悪しからずご了承ください。
海外単身赴任のあれこれ。保険証は?給与は?企業年金は?
※我が家の場合であり、他社さんの話は分かりません。
まず健康保険証について。
子は夫の扶養に入っていて、夫の会社の健康保険組合の被保険者証を持っています。保険証はそのまま使えます。
続いて給与について。
給与は赴任国の銀行口座と、日本の銀行口座に分けて振り込まれます。赴任国の銀行口座にはその国の通貨で、日本の銀行口座には日本円で入金されます。入金割合は自分たちで決められるので、夫3:家族7など好きな割合に設定しています。税金は会社が現地のルールで計算してくれます。
健康保険料や厚生年金は天引きされますが、所得税は非居住者になるので引かれません。また、介護保険料も引かれなくなります(40歳以上であっても)。
企業型DC(確定拠出年金)は、変わらず会社から掛け金が支払われています。個人で持っている証券口座では、海外にいる間は株式等の売買ができませんが、年金の運用は別のようです。
(参考→転勤族、夫が海外単身赴任前にやったこと。)
日本国内の単身赴任と違うこと。
ズバリお金面が違います。
多くの転勤族もそうだと思うのですが、夫の会社の場合、日本で単身赴任を選ぶと単身赴任手当が出る代わりに、家族の住居手当(社宅利用)がなくなります。
海外の場合は、本人も家族も住居の面倒を見てもらえます。夫の住居費は丸ごと会社持ちです。日本で言うところのマンスリーマンションに住んでおり、最低限の家具や家電も付いているようです。家族の社宅も継続されています。これに加えて赴任手当が出ます。
国内の単身赴任では、帰省時の手当が所得になるので児童手当等の所得制限に引っかかる、なんて話を聞きます。海外赴任の場合、児童手当は妻の所得で計算されるため、夫の所得が高くなっても制限には引っかかりません(もちろん妻が高所得なら引っかかります)。子の医療費助成も、所得制限のある地域に住んでいますが、これも妻の所得で算定になります。
以上のことから、国内の単身赴任よりは経済面では楽です。
でも気軽に家族と会えません。ひと月に一回など月単位のペースで帰ることができないので、夫不在の期間が長くなります。コロナ禍ではなおさらです。我が家の場合は1年以上帰国できない、なんてことになりそうです。よって私のワンオペ育児もハードモードです。
時差が大きいと生活時間帯が異なるので気軽にビデオ通話できない、などのマイナス面もあります。
国内でも海外でも大変。
夫とのやり取りについて。
夫婦間のやり取りはメール(iMessage)や通話アプリを利用しています。子どもたちとはビデオ通話を1週間に1回程度実施しています。通話ソフトは夫の会社が利用しているソフト(Webex)を使わせてもらっています。
海外単身赴任前にやる手続きについては転勤族、夫が海外単身赴任前にやったこと。を参照ください。
最後に愚痴。
「ワンオペ」という言葉、昨今では育児で耳にするようになりましたが、まさか自分がフルワンオペになるとは思いませんでした。私は夫に依存して育児してきた妻なので、とってもツライです。ズーン。
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