結婚して子どもが生まれ、保活も無事に終わって、さぁ入学だ、となった時。
あれ?共働き家庭の子はどうやって家庭学習しているんだろう?という疑問が生まれました。
仕事が終わってから、学習の世話をするの大変だぞ。
子どもが自主的に勉強しないことは、自分も共働き家庭の子どもだったので知っています。通信教材は取っていたけど、ほぼ無駄にしていました(汗)。
※兄弟はちゃんとやっていたので子の性格によります(小声)。
我が子も勉強が好きなタイプではありません。スポーツ少年団に入っていて、月曜日から金曜日まで毎日活動しています。それでも月刊ポピーでの家庭学習は、毎月ちゃんとやり終えることができました。
こちらでは共働き家庭の視点で、通信教材小学ポピーについてまとめています。
全家研、小学生ポピー(小1)の基本情報。
小1の教材について書いています。
こくご・さんすう・ひめくりドリルがメイン。付録が少ない。
小1の場合、毎月送られてくる教材は以下の通りです。
・こくご
・さんすう
・ひめくりドリル
・ぴかり
・こころの文庫(絵本)
・保護者向けの冊子
月によって英語の教材と付録が付きますが、すべて紙なのでかさばりません。1年間教材を並べても、無印の棚に余裕で収まります。一年生で形がある教材は「とけいのよみかたセット」だけでした(4月号の隣にあります↓)。
通信教材を決めるにあたって、他社も検討しましたが、ポピーを採用した一番の決め手が教材内容のシンプルさです。
転勤族にはかさばらないことが大事。
メインとなるのはこくご・さんすう・ひめくりドリルです。
ひめくりドリルは国語と算数が表と裏で1枚になっていて、30日分あります。2月だと1日1枚では終えられません。我が家は1日に2枚やるようにしています。
ぴかりは、季節行事の読み物や、工作、自然のお話など、お楽しみ教材です。大人が読んでも楽しめる内容になっています。
こころの文庫は読み物の冊子です。小1の内容はまだ絵本と児童書の間くらいのお話が多かったです。
・いっすんぼうし
・かちかち山
・鳥のみじいさん
・おむすびころりん
・コアラじいさん
など。
一年生の4月号の入会特典で時計を貰いました。また漢字辞典も4月号の付録で頂きました。
漢字辞典は1年生の3学期になってからよく利用しています。シンプルで使いやすいです。
支払いは年払いにすると5%安くなる。
支払いを年払いにすると割引が適用されます。また半年払いも選択できます。
※下の一覧は4月始まりで一括払いした場合です。
学年 | 月額 | 半年一括 | 一年一括 |
---|---|---|---|
小1 | 2,500円 | 14,620円 | 28,500円 |
小2 | 2,900円 | 16,960円 | 33,060円 |
小3 | 3,300円 | 19,300円 | 37,620円 |
小4 | 3,300円 | 19,300円 | 37,620円 |
小5 | 3,800円 | 22,230円 | 43,320円 |
小6 | 3,800円 | 22,230円 | 43,320円 |
半年一括で、2.5%の割引、一年一括で5%の割引になります。
小1で年払いだと月額2,375円で利用していることになります。
支払いは振込や自動引落の外に、クレジットカード払いが選べます。我が家はカード決済で一年一括払いにしています。
入会するなら紹介してもらうか、お試し教材を取り寄せよう。
入会するなら、誰かに紹介してもらうか、お試し教材を取り寄せてから入会すると特典が貰えます。きょうだいの入会の場合も同じです。
紹介は毎月のポピーにチラシが入っています。ぴかりの中にも紹介ハガキがあります。紹介する側、される側、両方に特典が貰えます。
紹介してもらう当てが無い場合、お試し教材を取り寄せてから入る方法もあります。
退会の連絡をしないと中3まで自動継続になるので注意。
ポピーは一度入会してしまうと、中学3年生まで自動継続になります。2月頃に確認のハガキが来るので、継続しない場合は期限までに連絡しましょう。
共働きでも続けられる。月刊ポピーの3つのメリット。
共働き家庭の視点でポピーの良かった点と、不向きな点を書きます。
ポピーは量が適量。一人で取り組める。
量が適量です。我が家は平日のみポピーで学習しています。それでも1ヶ月の量を終わらせることができます。
共働きにとって良いのは、子どもが一人で取り組める量である点です。我が家は公立の学童を利用しています。学童では学習の時間はあるものの、一人ずつきめ細やかに見てもらえません。職員の人数も少ないですし、そもそも学習サポートがメインの仕事ではないからです。子どもが一人で取り組めることは重要なポイントになります。
ポピーは学校の教科書に合っている。
利用している教科書に準じた内容になっています。教科書の何ページ目の内容であるか、冒頭に書かれているので、分からない問題があっても自分で解決できます。先に書いたことと重複しますが、教科書に合っているので子どもが一人で取り組むことができます。
たまに分からなくてやらずに帰ってくることがありますが、大抵は発展の問題です。
ポピーのテストと学校のテストを比べてみると、かなり酷似していました。詳細は学校のテストとポピーのテストを比べてみたをご覧ください。
ポピーは付録が少ないので場所を取らない。
共働き家庭だと、学校の帰りにそのまま学童へ行きます。かさばるようなテキストだと、小1では持ち運びが大変です。ただでさえランドセルは重いです。ポピーの教材は薄くて軽いので毎日ランドセルに入れても大丈夫です。
1年間利用しても棚一つ分の量にもなりません。転勤族に嬉しいコンパクトさです。
最近はタブレット型の通信教材も増えていますが、学童に持ち込みが許可されるのか(学校に持って行っていいのか)確認が必要です。許可されたとしても、管理面の心配があります。親の見守りがない状態で学習してもらうなら、紙媒体がいいのではないかと思います。
ポピーのここが不満。
学習をどの程度までカバーするかでポピーの満足度は変わります。
学校の勉強を補う目的ならポピーで充分です。もっと応用のある学習を臨むなら、ポピーは不向きと言えます。応用問題や発展学習はありますが、量は多くありません。
新一年生、一年間の学習を終えて。
最後に我が家での取り組み方と、感想を書きます。
我が家の基本情報
親:夫婦ともに正社員、フルタイム。私はフルリモートで働いています。
子:週5学童に行っています。夏場と冬場で若干違いますが、平日は毎日スポーツ少年団にも行っています。
それでもポピーの取り組みは充分にできました。
学習は学童で終わらせ、家では丸付けだけ。
学童に学習の時間があるので、その時間に学校から出された宿題とポピーをやっています。
ポピーはさんすうかこくごを見開き1ページ、それにひめくりドリルを2セット(こくご2ページ、さんすう2ページ)をしています。
親は家で丸付けをするのみです。子どもが喜びそうな花丸の描き方も答えとてびきに書かれているので真似しています。写真は2月だったのでおにの花丸の描き方が載っていました↓。
休日は別の教材を使って勉強しているので、ポピーは平日のみですが、一カ月ごとにちゃんと終わらせることができました。
学校のテストとポピーのテストを比べてみた。
ポピーは学校の内容に合わせてテキストが作られていると謳われています。
本当に教科書の内容に合っているの?
ということで、学校のテストとポピーのテストを比べて検証してみました(クリックすると拡大します)。
国語も算数も内容が酷似しています。どの単元でもだいたい似たような内容になっていました。
気になる英語の教材は?
英語の教材は偶数月に届きます。テキスト内にQRコードがあり、スマートフォンで読み取ると発音が聞けます。この部分は今どきだな、と感じます。
正直なことを言うと、月刊ポピーに入っている英語教材はお遊び程度のものになります。だからこそ、親子で取り組みやすいとも言えます。
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