親子で楽しむ絵本習慣。絵本の選び方と読み聞かせのコツ。

親子で楽しむ絵本習慣 絵本・育児本
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本が好きな子になって欲しいと思ったことはありませんか。

どうやったら絵本好きな子になるのでしょうか?

先に結論を言うと「親が絵本に親しむこと」です。親が好きじゃないものは子どもも好きになりません。

私は大の絵本好きです。絵本オタクだと認識しています。証拠に、子どもが生まれてから絵本記録を取ってきました。

こんな感じで、読んだ絵本と子どもの反応を記録しています。

絵本記録

絵本関係のあらゆるイベントにも参加して来ました。
その甲斐あり、我が家の子どもたちは絵本好きです。毎日絵本を読みます。一人でも、兄弟でも、親とでも。

絵本オタクな私が、学び、そして実践して来た「絵本の選び方効果的な読み聞かせ方」についてまとめました。参考になれば幸いです。

この記事はこんな人にお勧め

・絵本の選び方が分からない。
・子どもを本好きに育てたい。
・うちの子はちっとも絵本に興味がない。
・読み聞かせが正直めんどくさい。

絵本

親子で楽しむ絵本習慣

親子で絵本を楽しめたら最高だなぁと思います。

絵本の選び方と読み聞かせ方法を紹介します。

これまで参加した絵本関係のイベントや講座で学んだ内容と、私の経験を元に記事にしております。

絵本ナビ 子どもに絵本を選ぶなら

いないいないばぁの秘密

絵本と聞いてまず思い浮かべる絵本と言えば「いないいないばぁ」ですが、私はこの絵本の魅力が分かりませんでした。

にもく
にもく

赤ちゃんってなんでこの絵本が好きなんだろう?

日本助産師協会の子育て講座でその秘密を教えて頂きました。

「いないいない」のページと「ばぁ」のページどこが違うか分かりますか?

それは・・・



・ヒゲがピンと張っている
・口が縦から横になっている
・足が開いている
・尻尾が左右逆になっている
・絵のページと文字のページが左右入れ替わる

赤ちゃんは絵を追いかけてるからその違いが驚きになる、ということでした。

どんな絵本が良いか迷ったら?

赤ちゃんが生まれて、どんな絵本が良いのだろう?と思った人は多いはず。何か目安があったら選ぶのが楽ですよね。

増刷数を見る、30回以上増刷されてるのを買う

これを聞いた時は分かりやすい指標だなぁと感じました。増刷数が多いってことは人気があるということですよね。

読み聞かせのコツと必殺技

読み聞かせの方法も最初は悩むところです。そして時々親の方が読み聞かせに飽きてしまいませんか?そんな時はいろんな方法で読んでみてください。

読み聞かせのポイント
  • 時々早送りで読んであげる
  • 動き回ってもとにかく読んであげる
  • 1歳半で膝の上、2歳で『ぐりとぐら』が最後まで通して聞ける
  • はずれなしは食べ物や動物の話
  • 必殺「まきもどし読み」

時々早送りで読んであげる。

赤ちゃん時代によくしていました。早送りをすると、キャッキャッと喜びます。

2歳頃まで有効です。

動き回ってもとにかく読んであげる。

絵本の読み聞かせを習慣化するには、たとえ動き回っていても読んであげるといいそうです。

我が子は絵本タイムに動き回ることが無かったので、これは実践したことがありません。

1歳半で膝の上、2歳で『ぐりとぐら』が最後まで通して聞ける。

2歳で『ぐりとぐら』を通しで?と驚くかも知れませんが、美味しそうな食べ物、かわいい動物、気になるストーリーと、素晴らしい構成なのでほとんどの子が通しで聞けるのではないでしょうか。

個人的には、三びきやぎのがらがらどん が初めての物語り絵本としておすすめです。

はずれなしは食べ物や動物の話。

絵本に興味ない、という子にはとりあえず食べ物の絵本から始めると良いと思います。身近なものだと興味が出ます。

私のおすすめは次の2冊です。

くだもの

0歳からおすすめです。絵が写実的でとてもおいしそうです。親も子も楽しめる一冊です。

くだものだもの

2歳以降におすすめです。言葉が韻を踏んでいて読みやすいのと、次々とつながってゆく場面が面白いです。

必殺「まきもどし読み」。

最後に読み聞かせの必殺技をお伝えします。

「逆から読んであげる」という方法です。これはベテランの保育士さんから教えて頂きました。

例えばいないいないばぁなら、最初は普通に読みます。そして読み終わったら最後のページからページをめくっていきます。「まきもどし」と言いながらページをめくると、赤ちゃんは知っている内容なのでとても喜びます

実際に「まきもどし読み」を実践したところ、我が子は2人とも食いつきが良かったです。今でも時々、同じ絵本ばかり持って来て(私が)飽きた!と言う時に実践しています。

赤ちゃん絵本のおすすめ

絵本関係のイベントに行くとたくさん紹介して頂けます。ほんの一部を載せておきます。あと私自身の個人的な感想も。

ぴょーん

赤ちゃんの時期だけでなく、4歳くらいになってもまだ読んでくれと頼まれます。動きが面白いのと、カタツムリのだめかぁが効いていると思います。

きんぎょがにげた

指差しする時期に重宝します。2歳くらいの時期のリピート率はかなりのものです。

うたえほん

何でもいいから童謡の絵本が一冊あるといいです。図書館で借りると、子どもの反応が凄く良いです。これ歌って、あれ歌ってとリクエストが入ります。読むと言うよりは、一緒に楽しむ絵本ですね。

にもく
にもく

童謡の絵本は、紹介されないと絶対手に取らなかったわ~。

まてまてまて

はいはいの時期におすすめです。

せんべせんべやけた

「まてまてまて」の姉妹本はすべからく子どもの反応が良いです。
とくに食いしん坊のにもく家では「せんべせんべやけた」を鬼リピしました。

本棚にあると良い本

次に、本棚に一冊あるといいよ、という本の紹介です。

はなさきやまは昔から有名な絵本ですが、表紙が怖くてなかなか手に取らない絵本でした。実際に読んでみると怖くありません。

この他に、国旗、地図、行事などの本は本棚にあるといいです。

我が家では長男が3歳頃から図鑑を揃えました。結果、昆虫の図鑑は現在2冊目です。1冊目は1年未満で壊れました。乱暴に扱ったことが原因ではなく、昆虫が好き過ぎて毎日読んでいたからです(嬉しい悲鳴?)。

2023/12 追記
わが家が持っているのが『頭のいい子を育てるおはなし 366』。最初は私が読み聞かせしていましたが、上の子が小3くらいの頃から暇さえあれば読み始め、今では下の子(小1)も一人で読むようになりました。

読み聞かせのタイミング

我が家は、保育園の降園時寝る前に絵本タイムを設けています。

通っている園に絵本コーナーがあり、自由に親子で楽しんで良いことになっています。1冊読んだら帰る、と習慣化しているので子どもがグズグズしている時も助かります。

寝る前は「赤ちゃん絵本なら3冊」「幼児絵本なら1冊」と決めて読んでいます。幼児絵本を複数読むのはフルタイムで働く私には厳しいのでそういうルールにしました。

長男がひらがなが読めるようになってからは、赤ちゃん絵本は読んでもらうこともあります。

最後に

自分が嫌いな絵本は読む気が失せるので、私は自分が読みたい絵本ばかり選んでいました。

しかし大人がいいと思う絵本が必ずしも子どもが好きとは限りません。

ちっとも教育的じゃない絵本の方が受けが良いことがあります。

例えば『ねこガム』という絵本です。

ねこガム

ガムをクチャクチャ食べて、ガムを膨らませるとネコの顔になり、ガムのネコに吸い込まれてしまうという絵本です。シュールな終わり方をするのですが、「最後はどうなるのだろう?」というワクワクの展開で子どもの心を掴みます。

図書館で絵本を3冊借りるとしたら、1冊は王道な人気絵本、1冊は子どもが選んだ絵本、そして最後の1冊は図鑑や地図などの絵本、という風にすると内容が偏らずに借りることができます。

試してみてください。

以上、絵本オタクが教える絵本の選び方、でした。

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