本当に痛くないのか?無痛分娩体験記。

無痛分娩 妊娠・出産
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こちらは無痛分娩の体験記です。
私は次男を無痛分娩で出産しました。

無痛分娩って、ホンマのホンマに痛くないの?

分娩費用がすごく高いのでは?

等々、いろんな疑問や不安があると思います。
この記事は以下の疑問にお答えしています。

  • 無痛分娩ってどんな感じ?
  • 無痛分娩は本当に痛くない?
  • 普通分娩とどう違うんだろうか?費用は?
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無痛分娩体験記

無痛分娩とは

無痛分娩とは麻酔薬によって陣痛を和らげる分娩のこと。

いろいろやり方があるようですが、私が入院したクリニックでは「硬膜外麻酔」による分娩でした。背中に麻酔を打って分娩の痛みを和らげるというものです。
先に書いておきますが
まったく痛くないわけではありません。
MAXの痛みが無い、という感じです。

私の友人に、最初から最後までまったく痛くなかった無痛分娩をした方がいます。しかも初産で。分娩費用はかなり高額です(100万はかかるとのこと)。
無痛分娩と言ってもクリニック・病院によって違うのでしっかりと事前調査が必要です。

無痛分娩を選択したわけ

これはもう、長男の出産が辛すぎた、これに尽きます。

長男は、入院から4時間ほどで生まれました。
産んだ直後、助産師さんから口々に「安産だわ~」「これなら2人目も大丈夫だわねぇ」と言われ

にもく
にもく

これが安産だと!?
死ぬかと思ったのに!!

と驚きました。
実際、他の方の出産体験を聞いたら、確かに私は安産なのでしょう。
でもでもでも!どう考えても痛い!
痛みが無い状態で産めるならその方がいい、そう思って無痛分娩を選びました。

クリニックの選択

長男の時は実家に里帰りしていました。産院自体が少ない地域で、無痛分娩を扱っている産院は周囲にありませんでした。そして一人目の時は何となく自然に生んでみたいという、今から思えば無知からくる余裕があり、無痛分娩を考えませんでした。

クリニック選択の決め手
  • 近場に無痛分娩を実施しているクリニックがあった。
  • 経験者が近くにいた (長男のママ友)。

二人目を妊娠した当時、住んでいた地域に無痛分娩を行っているクリニックがありました。さらにそのクリニックで無痛分娩したママ友がいて、リアルな体験が聞けたことが決め手になりました。

上の子もいる手前、遠方の病院やクリニックでは利用できません。環境的要因は大きかったです。

が!実際に入院してみると、そこそこ遠方の方も利用していました。とにかく無痛でしか生みたくないので、わざわざ遠くから通っています、という方がいるようです。

これも計画無痛分娩だからできることかも知れません。

費用について

無痛分娩代で10万、計画分娩で、土日にかかる場合はプラス2万、だいたい普通分娩よりも12万ほど高かったです。
産婦人科医にプラスして麻酔医への手当と言う意味もあると思います。

産院決定~分娩前まで

バースプラン

バースプランを決める必要がありました。
無痛分娩にするか否か、するならどのタイプの部屋で産みたいか、などです。
分娩が出来るベッドの場合、産んだままその部屋で入院となるのですが、これは画期的です。なぜなら、陣痛~分娩~入院が全部一つの部屋で完結するからです。

長男の時は、入院する部屋で陣痛をやり過ごし、いよいよとなったら分娩室へ移動でした。これが辛すぎて。痛すぎて移動できないのです。
無痛分娩を選択したので、そこにお金をかける必要はないと判断し、分娩自体は分娩室で行うことにしました。

出産前々日

予定日より2週間ほど早い健診で、子宮口がかなり柔らかい、赤ちゃんが下がって来ていると言われました。
毎日麻酔医がいるわけではないので、無痛分娩する場合は計画分娩になります。入院日を決定しろと言われ、私はもう1週間待ちたかったのですが夫と相談の上、翌日には入院し出産することにしました。

私が利用したクリニックは、麻酔医が1人だったので、基本は計画無痛分娩でした(麻酔医の勤務日に合わせて無痛分娩の予約を入れるスタイル)。麻酔医が複数勤務している病院だと、陣痛に合わせての無痛分娩もできるようです。ただしこの場合、お産の進みが早くて間に合わず、ということもあるようです。

出産前日

入院セットを準備して入院。陣痛促進剤を使って陣痛を起こします。途中、背中に麻酔を通す管をセットしてもらいます。しかし結局この日は生まれず。

出産当日

無痛分娩開始

いよいよとなり、分娩室へ移動。この時点ではまだ耐えられない痛みではありません。助産師さんの判断で人工的に破水しました。
「痛くなるよ~」と言われ、まもなく痛くなりました。

ここでようやく麻酔医さんの登場です。

背中の管に麻酔を打ってもらい、徐々に感覚がなくなりました。

このクリニックでは、ほぼ産科医は分娩に関わりません。お股の切開が発生すると医療行為にあたるので先生が登場するようですが、順調な場合はチラ見する程度で、メインは助産師さんが分娩を行います。

出産時

徐々に感覚がなくなっていきます。まさに赤ちゃんの頭が出る時は、かなり鈍い状態でした。
まったく何も感じないわけではなく、とにかく鈍い感じです。
長男の時の大パニックはありません。痛みそのものより、軽減されるんだという安心感が大きいです。

分娩後

麻酔が効いているせいで、2時間くらいまともに歩けません。
しかし、麻酔が切れてもお股に痛みはありません。ここが普通分娩をした長男の時と大きな違いです。
その日、赤ちゃんの面倒を夜通し見ましたがちっとも辛くなかったです。麻酔が切れたらスタスタ歩けました。切開してないからですね。

後陣痛はあるものの、体に負担が無いのは本当に良いことです。

無痛分娩の感想

もし3人目も産むなら、やはり無痛分娩を選びます。

2人目、3人目なら、上の子の世話もあるため、産後ゆっくり寝ていられません。長男の時は1ヶ月間、寝たきりのような状況でした。それが次男の時は、入院中から元気です。あきらかに体負担が違います。

以上、無痛分娩の体験記でした。

2021追記

無痛分娩をした友人が増えて来たので追記。

初産の方は全員ではないものの、お産が長引く傾向があります。私の周囲でも30時間以上かかり、吸引分娩になった友人がいました。
自然分娩の経験がある友人で、難産の例は今のところ自分の周りでは聞かないです。産道ができているか否かが大きいようです。

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