幼児教材、幼児ポピーの感想(2020年版)

ポピー 知育・グッズ
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我が家の長男は幼児ポピーを利用して3年になります。
彼は尻を出して走り回る『リアルくれよんしんちゃん』のような男児です。

これが口癖です。そしてお兄ちゃんのお勉強中はもれなく次男が付いてくる!

そんな我が家での、幼児ポピーの感想をまとめました。

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全家研幼児ポピーの概要

特徴

幼児版には年齢別に4段階あり、内容はシンプルです。
我が家は年少版のきいどりから契約しています。

コース名対象
ももちゃん2~3歳
きいどり年少
あかどり年中
あおどり年長

年少版の『きいどり』は本が一冊とプラスアルファくらいの内容で、シール貼りが多かったです。
年中版の『あかどり』からドリルとワークの2冊体制になります。
年長版の『あおどり』はドリルの内容が一気にお勉強っぽくなりました。
4ヶ月に1回くらいお楽しみ教材(付録)があります。
簡単な工作や、工作したものを使ってのゲーム遊びができます。我が家では春夏秋冬の草木と虫、行事などが書かれたポスターが重宝しました。

付録はかさばらないものばかりです。

ポピーを選んだ理由

年少になる前に、いろんな会社のお試し教材を取り寄せしました。
その結果、ポピーを採用したのですが、理由は下記の5つです。

ポピー採用理由
  • シンプルで場所を取らない
  • 付録が少なく、材質が紙の物ばかり
  • 内容が比較的やさしく、早生まれでもいけそう
  • キャラが独自で、どこにも売っていない
  • 値段が安い

シンプルで場所を取らない

1つ目は転勤族である我が家では大事な条件となります。
保育園の制作物ですらどこに整理して良いやら困るくらいですので、1年間の教材内容が無印良品の棚1マス分で収まることは大きな決め手となりました。

付録が少なく、材質が紙の物ばかり

1つ目とも重なりますが、転勤族の我が家では場所を取るものはなるべく無くしたいです。付録が紙素材なら処分が楽です。

内容が比較的やさしく、早生まれでもいけそう

長男は早生まれでのんびり屋さんということもあり、難度が高いと続けられないかも知れない、ということでポピーはちょうどよかったです。

キャラが独自で、どこにも売っていない

失礼ながらポピーのキャラはあまり魅力的ではありません。でもこれがいい。キャラがお勉強の邪魔をしないのです。さらに親として喜ばしいのは、出先で出くわさないので買ってとねだられず、無駄な出費に繋がりません。

値段が安い

5つ目は値段です。年少版の『あかどり』だと月980円です。年払いするとさらに1ヶ月あたりが安くなります。3ヶ月くらいやってみてハマらなくても諦められる値段だと思いました。

ポピー3年間の感想

取り組み状況

毎月ちゃんとその月の教材はやり終えています。
転勤時に1ヶ月ほど遅れを取ったことがありますが、すぐに追いつきました。

進め方

我が家ではどりるん(ドリル)→わぁくん(ワーク)の順でやっています。
年長版のどりるんは、もじ・かず・ことばがバランスよく入っています。
3年間やってきて、長男は『もじ』が苦手で『かず』や『ことば』の方が得意、ということが分かりました。
年中までひらがなは自分の名前しか読めず。それが年長になってから徐々に読めるようになり、年長の中頃からはカタカナも読めるようになりました。

にもく
にもく

同じ会社の教材を続けていると、我が子の習熟度が分かる。

いつやっている?

土日のどちらかです。
平日はやる時間がありません。主に親の方が。
ひらがなが読めると言っても、スラスラ読めない長男は、問題文を一人で読解出来ないので親が張り付いている必要があります。

友人のお子さんは年中から一人で取り組んでいるそうですので、性格もあります。

取り組み風景

ことばの問題をしているところ。「へ」なのか「が」なのか、「へ」はHeと読まずにEと読むパターンがあることの確認です。

こちらはわぁくんをしているところ。どんぶりにラップをかけて、塩を振り、大声を出すと塩がどうなるか?を実験しています。この程度だと準備も楽で、子供も楽しく取り組めるので母子ともにハッピーです。わぁくんは弟も参加させています。

にもく
にもく

「下の子が邪魔する問題」はどこでも発生する。

3年やってみての感想まとめ

デメリット

先にデメリットを書いておきます。

ポピーのデメリット
  • シンプルな内容でも、年数が経つとかさばる
  • 年齢が上がると会費があがる
  • 家庭での生活や、市販教材でも補えそうな内容である

シンプルな内容でも、年数が経つとかさばる

転勤時、年少版全部と年中版半分は処分しました。
次男用にとっておこうかとも思いましたが、彼には彼用に準備してあげたい。…というのは建前で、引越しの時ってとにかくえいやーで何でも捨てがち。

年齢が上がると会費があがる

年齢が上がると内容も増えるので、会費もアップします。最初の安い会費だけを頭に入れているとあれ?となるかも知れません。

家庭での生活や、市販教材でも補えそうな内容である

内容が平易であるが故に、意識の高い保護者なら市販のドリルや日々の体験で賄えるとも言えます。

メリット

3年続けているくらいですので、メリットは多いです。

ポピーのメリット
  • 年齢に合った教材が毎月届く
  • 親が共働きでもやり切れる量
  • 子供の現在のレベルが分かった
  • 勉強へのアプローチが自然と身に付いた(母子ともに)
  • 家にあるおもちゃと組み合わせるともっと楽しくなる

その年齢に合った教材が毎月届く

デメリットにも書いたのですが、ポピーの内容の範囲であれば、子供の年齢に合った取り組みを市販ドリルや家庭での体験で賄えると思います。しかしこれがなかなか難しい。何がいいのか見極める事が出来ない私には、教育のプロが選んでくれた教材が毎月届くことは最大のメリットになりました。何と言っても安心感があります。

親が共働きでもやり切れる量

量については、土日のどちらかに取り組めば毎月の教材を終えられるということで、これは親子ともども「やった感」があり、非常に良いポイントです。

子供の現在のレベルが分かった

ポピーをやっていると、「は」の使い分けがまだ不十分なんだ、「お」と「を」の違いは分かっているんだ、など、子供の現在の習熟度が分かります。また親向けの手引書があるので、迷った時は参考にしました。

勉強へのアプローチが自然と身に付いた

勉強へのアプローチですが、子供よりも親の側が身に付きます。我が子はこんな風に言うとダメなんだ、勉強を始める前はこういう環境でないとダメ、など小学校に上がる前にチェック出来て良かったです。

家にあるおもちゃと組み合わせるともっと楽しくなる

ポピーは副教材が無いので、家のおもちゃで代用しています。

時計の問題をしているところ。
時計はメルカリで購入した「さんすうセット」の物です(350円で購入)。さんすうセットは全国の小学生が持っているので、フリマアプリにたくさん出品されています。こどもチャレンジなどの付録を買う手もありです。

プラステンで数の勉強をしているところです。赤ちゃんの時に頂いたものですが、ここにきて大活躍です。

最後に

ポピーは我が家の長男には合っていました。
それは我が家が転勤族で、親の私がずぼらで、長男がのんびりな性格で、と複合条件が一致していたからです。
次男も出来ればポピーをと考えていますが、彼は別の教材の方が合っているかも知れません。今後性格を考えながら取り入れる予定です。

迷う方は是非お試しをしてみてください。

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