【共働き】ファミサポってなぁに?利用方法と感想。

転勤族ワーママ ワーママ
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「何でも利用してやるゼ!」精神の転勤族ワーママがお届けする、育児お助けサービス第2弾
今回はファミリーサポート編です。

ファミサポは、頼れる親族が近所にいない共働き家庭にはありがたい存在です。我が家は合計3人のファミサポさんに依頼しました。

こちらはファミサポの利用方法と体験レポになります。

この記事の内容。

・ファミリーサポートとは?
・具体的な利用方法と感想。

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ファミサポの基礎知識

ファミサポとは?

ファミサポとは?

ファミサポ(ファミリーサポート)とは、地域の人が子育てを助け合う制度です。

子育ての手助けをしてくれる「協力会員」
子育ての手助けをして欲しい「依頼会員」
手助けすることもあれば、手助けしてもらうこともある「両方会員」
の3者で構成され、地域において子育てを支援する制度

ファミリーサポートセンターのサイトより抜粋。

協力会員・両方会員はセンターで研修を受講した人のみがなれます。

ファミサポの利用例

・保育施設の保育開始時刻まで、または保育終了時刻後の預かり。
・保育施設までの送迎を行う。
・学童保育終了後、または学校の放課後の預かり。
・臨時的に保育のサポートが必要なとき。
・リフレッシュのため。

ファミサポの料金(お礼)

※以下は私が利用した関東某市の例です。

利用日・時間料金
月曜~金曜の7時~20時500円/1時間
土日祝・年末年始および上記以外の時間600円/1時間

食費や交通費が生じた場合は実費を支払うことになっていました。上記料金の他に入会金として1,000円が必要です。

これはファミサポの中でも安めの自治体です。ざっと調べたところ1時間700円~900円が多いようです。ちなみに今住んでいる、北の田舎町では1時間400円という破格の料金です。

にもく
にもく

かなり差があります。

ファミサポの利用手順とは?

事前登録が必要。

登録説明会に参加し、登録をします。
説明会は1時間くらいだったでしょうか。子育て世帯が多い地域だったので満員でした。私は上の子の育児休業中に登録しました。

利用時の流れ。

①センターに依頼電話
②事前打合せ
③利用当日

①利用する場合、まずはファミサポのセンターに電話します。
いつ、どんな理由で何時間くらい利用したいかを伝えます。センターの方で預かりができそうな協力会員さんを探してくれます。

②協力会員さんが見つかったら、事前打ち合わせをします。

事前打ち合わせは、一人の協力会員さんにつき初回のみ実施されます。別の協力会員さんに頼む場合は、また事前打ち合わせが必要になります。

この事前打ち合わせがあるために、いざ利用したい日にいきなり利用することはできません。ただし事前打ち合わせがあるからこそ、安心感があるのも事実です。

③利用当日は何時から何時まで預けたか、お互いに合意の上で紙に記入し、その日のうちにお礼を手渡しします。協力会員は後日センターに活動結果を報告することになっていましたが、利用する側は必要ありません。

事前打ち合わせは超重要!

事前打ち合わせは、協力会員の自宅で、ファミサポの本部の方を交え3者で行います。この時に協力会員さんのお宅を拝見することができます。ファミサポは基本的に協力会員の自宅で預かってもらう制度ですので、自宅のチェックが事前にできる打合せはとても重要です。

部屋の雰囲気に違和感があれば断ります。その場でなくても、打合せの後に本部の方を通じてお断りできます。

事前打ち合わせでは、子の様子や気にかけるべき点(アレルギー等)を協力会員に伝えます。

ファミサポ利用体験談。

ケース1:70代女性、Aさん

一人暮らしの70代の女性。配偶者を何年か前に亡くし、お子さんたちは成人し、独立している。保育園の近くに住んでいるため、保育園の送迎依頼を定期的に受けているとのこと。幼児が遊ぶ小さいおもちゃがいくつもあった。

リフレッシュとして4時間程度、3回依頼(うち1回は土曜日)。

Aさんに預けた感想:
一人暮らしのご老人で同居の家族がいないため、いつでも柔軟に対応してくださる。依頼NGな日が無い。土日でも依頼できるので頼もしい。子の扱いにも慣れている様子だった。ただしご年配ゆえの問題点もあり。⇒デメリット参照。

ケース2:40代女性、Bさん

中学生と小学生のお子さんがいる女性。お子さんが利用しなくなったおもちゃがたくさんあった。協力会員として人気の方。

Bさんにはリフレッシュとして2度依頼。各5時間ほど。

Bさんに預けた感想:
現役で子育てされている方なので、世話の仕方が今の子育てのやり方に合っている。時間帯によってはお兄ちゃん(小学生)が子の遊び相手になってくれた。ただし、中学生の定期考査の期間や土日は預かり対応してくれない。また、人気の方なので予約が取りにくい。

ケース3:同世代ママ、Cさん

我が子と同い年の子がいる女性。両方会員として登録し、協力会員としての研修を受けたばかりだった。初の預かり経験ということで、センターにて引き受けていた(センターには本部の方もいるので、預ける側も預かる側も初心者が多い)。

Cさんの自宅ではなく、ファミリーサポートセンターの広場で預かりをお願いした。2時間のみ、1度だけ。

Cさんに預けた感想:
支援センターで何度かお話したことがある方だった。同時期に母親になっており、ご自分のお子さんの世話もしている方なので、遠慮なく頼めた。またセンター預かりなこともあり、本部の方のサポートもあるので不安が無かった。

ファミサポのメリットとデメリット。

メリット、利用して良かった点。

・利用料が安い。
・2度目以降はセンターを通さず、直接依頼できる。
・子育ての相談相手になる。

利用料が安いのは一番のメリットです。また、最初こそ事前打ち合わせがあって面倒なのですが、一度頼めばその次からは直接協力会員に連絡を取って依頼できます
いい人にさえ出会えれば、ファミサポはとても便利です。突然の残業でお迎えが間に合わない時、何名かのファミサポさんと知り合いになっておけば、電話やメールで依頼できるのです。特にAさんのような制約のない方は心強い存在です。

またBさんのような先輩ママと知り合いになれば、小学校や中学校情報も自然と得られます。

デメリット。

・いい人に巡り合えるかは運。
・人気の方に依頼が集中する。
・年配の方は少し注意。

ファミサポだけに限らず、シッターでも言えることですが、いい人に巡り合えるか否かは運があります。また地域によっては協力会員の人数と依頼会員の人数のバランスが悪く、人気のある方は簡単に予約ができません。

年配の方は少し注意です。
私の場合はケース1のAさんですが、子どもが鼻水を垂らしている時に預けてしまい、その時に好意ではちみつ入りの白湯を飲ませてくれました。当時はまだ1歳数ヶ月だったのでこの点が引っかかりました。はちみつは1歳を過ぎていれば問題ないと言われていますが、同世代の母親ならあげないだろうと思います。

協力会員は自治体の研修を受けてはいるけれど、保育のプロではなく、ボランティアの域は出ない存在です。何時間も預ける先ではなくて、園の送迎を頼むなどの短時間の利用に適していると感じました。

終わりに

ファミサポはうまく活用すれば、核家族の強力な子育てリソースになります。しかし地域によっては会員構成の偏りがあり、依頼しても協力会員の該当者がいないこともあるので、事前に問合せておくのが良いと思います。
あと、協力会員さんに求めすぎるのはよくないです。あくまでも地域の子育ての助け合いであり、保育施設や民間シッターとは異なります。協力会員さんとの信頼関係をいかにして築くかが重要だと思いました。

以上、ファミサポってなぁに?利用方法と感想でした。

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